NPO法人 ヒーリング・ネットワーク

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 私たちは<ヒーリング・アーツ>という心身健康術の普及に努めています。ヒーリング・アーツとは、創始者・高木一行[たかきかずゆき]先生の20年以上に渡る心身錬磨の修養の中で切り拓かれた「術[わざ]=アーツ(Arts)」の総称です。
 身体と精神が統合し、しなやかさ、自由さ、すがすがしさに満ち溢れた、真に「健やかなの状態」のことを、私たちは「ヒーリング」と定義しています。
 ヒーリング・アーツは身体を基盤としており、特別な能力も体力も不要で、老若男女を問わず、誰にでも実践できるメソッドです。

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ヒーリング・アーツ創始者、高木一行先生について

 

ヒーリング・アーツの基礎にして奥義、
ヒーリング・タッチ

 私たちが最も重要視し、特に普及に力を入れているのが<ヒーリング・タッチ>です。
 ヒーリング・タッチは、みずからの手で身体と触れ合い、様々な原因で固くなり滞った身体を本来の柔らかで弾力のある状態に戻すことのできるメソッドです。
「身心一如」という言葉通り、心と身体は鏡のように対応し合っているものと私たちは考えています。身体が開かれていけば自ずと心も開かれていきます。感覚を研ぎ澄ませ、身体の声を聴き、心身をひとつに統合していくプロセスは瞑想にも通じています。

→ ヒーリング・タッチ基礎学習セミナー → ヒーリング・タッチ個人指導講座

ヒーリング・タッチ 個人指導コース

体験談1

 ヒーリング・アーツを学び始めてから随分生理痛が改善してきたのですが、それでもごくたまにですが、発作的な激痛に襲われることがあります。
 そういう時はだいたい起き抜けで、下腹部や腰の痛みだけでなく、吐き気や悪寒、脂汗、子宮の収縮によって引きつるようにして痛む太腿に悩まされて、震えがくるほどの痛みが去るのをただただ祈りながら布団の上をゴロゴロ転がっているしかなくなるのですが、ヒーリング・アーツを学んでいるパートナーがいてくれると非常に助かります。
 先日は、パートナーが腹部や太腿をマッサージしてくれた後、ヒーリング・タッチを応用したメソッドで腰を叩いてもらうことでオフの波紋が身体に浸透していき、どんどん生理痛が楽になっていって、痛み止めの薬を飲むことなくほとんど生理痛を感じなくなるまで回復しました。以前は救急車を呼んだこともあり、検査しても異常はなかったのですが、今では病院に頼らずに痛みに対処できるようになり、本当にありがたく思っています。(三重県 N.S)

体験談2

 うちには猫が複数等いるのですが、ヒーリング・タッチによる触れ合いは、猫たちにとっても非常に気持ちいいもののようです。体の状態をチェックできると同時に、精神的なつながりや絆をタッチにより結んでゆくことができることも大変嬉しく思っています。うちの猫たちを見たお客様は、皆口を揃えて「きれいな猫ですね~!」と毛艶の美しさや目の輝きを褒めてくださいます。(広島県 M.T)

 

ヒーリング・アーツの実践によって起こる変化

◎物理的な体の不調(痛み、凝りなど)を自分自身で改善できる。
◎より軽やかで若々しい身体づくりができる。
◎心身の滞[とどこお]りが一掃され、洗い清められるような感覚が得られる。
◎ヒーリング・タッチのスキルを磨くことにより、自らだけでなく、他者に対するヒーリングが可能となる。
◎体のこわばりから解放されると同時に、心理的な囚われからも自由になれる。

 

体験談3

 介護職として高齢者の身体を日常的にお世話していて、繊細に接する、効率的に支えるといったことが要求される場面でヒーリング・アーツの要訣が役に立ったことは数知れません。腰だの肘だのに故障を抱える同業者は多く、仕事を続けられなくなるケースも頻繁に起こりますが、そうしたトラブルとも無縁でいられます。(愛知県 K.M)

 

忙しい現代人が探究していける道

 時間に追われて過ごす現代人の多くは、心身修養のためのまとまった時間を確保することが困難です。そんな多忙な現代人でも、ヒーリング・アーツによって、日々の生活の中で心身を磨いていくことができます。
 例えば、日常生活や職場で遭遇する様々なシチュエーションでヒーリング・アーツを応用することで、ストレスマネージメントができます。その結果、対人関係がスムーズになったり、職場の雰囲気が良くなるといった好転的変化がもたらされます。
 日常を「心身を練磨するための道場」と捉えれば、その中でヒーリング・アーツを実践し、人生を彩り豊かなものへと変えていくことができるのです。

 

体験談4

 ヒーリング・アーツに巡り会ってから10年以上の歳月が経ちますが、ヒーリング・タッチなどの基本メソッドの実践を日々の生活に取り入れて暮らしています。
 私は中小企業で会社員勤めをしていますが、職場での人間関係による様々なストレスで疲労感や身体の不調和を感じることがよくあります。そのような時は自宅に帰った後、ヒーリング・アーツの基本メソッドを一通り修しています。すると身体のアンバランスやだるさが拭い去られ、また精神的にも軽くなり清々しさを感じることができます。
 また会社内での人事異動など、環境の変化に伴うストレスに晒された時においても、身体の様々な部位に生じた負荷(凝り)を発見してはヒーリング・タッチによるケアを施すことにより、ストレスに対して適切な処置を施すことができるようになりました。
 心身の様々な種類の病がはびこる現代において、ヒーリング・アーツは今の時代に合った修養システムであると痛感しています。(神奈川県 S.H)

体験談5

 職場の人間関係に悩んでいた時、ヒーリング・アーツの基本でもあり奥義でもある「レット・オフ」のメソッドで一気に悩みが解決したことがあります。
 ある人から私にだけとても冷たくされているように感じていて悩んでいたのですが、ある時、「もう人からどう思われても構わない」と思い、悩んでいたことをレット・オフの実践によって手放しました。そしてその翌日職場に行くと、冷たくされていると思っていたその人が私にニッコリ笑いかけてくれ、突然の変化に心底驚いてしまいました。その日から、その人との関係性はとても良くなり、悩みがさっぱりとなくなってしまいました。
 冷たくされていたというのが私の思い込みだった可能性もありますが、もしそうだったとしても、その思い込みを自分自身で解除することは普通ではなかなか難しいのではないかと思い、レット・オフの恩恵を感じた出来事でした。(広島県 N.S)

 

超高齢社会へ向けて

 2025年には75歳以上の高齢者人口が約2,200万人となり、全人口の5人に1人が75歳以上という、世界中のどの国も体験したことのない超高齢化社会の時代がやってくるといわれています。
 調査では介護保険の認定を受けている要介護状態の人口は2019年4月末のデータで659.4万人であり、その人口は急激な増加傾向にあります。要介護者の増加により、一人一人が十分な介護を受けられなくなる可能性が生じてきます。
 それ以外にも介護職の人材不足、介護保険の基盤である社会保障関係費の増加などが問題となってきます。
 そのような状況においてわが国の急務は、超高齢社会への取り組みではないでしょうか。
 私たちは、老若男女あらゆる人々にとって重要なヘルス・プロモーションとなりうるのがヒーリング・アーツであると考えています。
 ヘルス・プロモーションとは、WHO(世界保健機関)が1986年のオタワ憲章において提唱した新しい健康観に基づく21世紀の健康戦略で、「人々が自らの健康とその決定要因をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」と定義されています。

「すべての人びとがあらゆる生活舞台-労働・学習・余暇そして愛の場-で健康を享受することのできる公正な社会の創造」を健康づくり戦略の目標としています。
 私たちは、超高齢社会を迎える日本において真の社会貢献を果たすため、みずからの健康を維持し、増進させることができるヒーリング・アーツを実践し、さらに一人でも多くの方々に体験し、学んでいただきたいと考えています。

 

すべてのいのちが輝く世界へ

 私たち人類社会が生活を営む基盤となっている地球環境は、ほかならぬ人間自身の活動によって様々な環境破壊が行なわれ動植物の絶滅が進行しています。プラスチックゴミによる海洋汚染、森林破壊や大量のCO2排出による大気汚染、無軌道なペットビジネスによる犬猫の虐待や廃棄による外来種問題、etc、etc・・・。
 科学技術の発展した人類の自然に及ぼす影響が加速度的に増大している現在、自分たちに都合の良いように自然を消費し、環境を改造し、動植物のいのちを選択しようとすることがいかに世界のバランスを大きく狂わせ、自分たち自身を含む地球環境全体にダメージを与えるかということについては、次々と新たな社会問題として報道されている多くの事実からも明らかとなっています。
 これら人間中心主義から生じた問題に関して、同じく人間中心主義による観点から再生・回復に向かうのではなく、人間も地球環境のバランスの中で共存する多くのいのちの中の一つであるという自覚を持ち、目をそらさずに向き合っていくこと、そのための啓発活動を行なっていくこと、これも私達の提唱する「ヒーリング」の重要な目的です。
「ヒーリング」の範囲を人間だけに当てはめるのでなく、生き物、さらには地球全体へと広げ、すべての存在がトータルにいやされ、輝ける社会を目指し、活動しております。

 私たちはヒーリング・アーツを応用した<ヒーリング・フォトグラフ>という写真撮影術の実践を通じて、生き物や自然の美しさを表現することで、おのずから生命に対する敬[うやま]いの気持ちが芽生えてきたことを実感しています。
 私たちの身近に存在する小さないのちの大きな輝きを、写真を通じてお伝えすることで、地球生命の美しさを未来まで守っていこうという願いを、多くの方々と共有できればと考えています。

 

NPO法人ヒーリング・ネットワークについて

 当会は、ヒーリング・アーツ創始者・高木一行先生の元で長年に渡り心身錬磨の修養を積んできたメンバーにより運営されています。ヒーリング・アーツの素晴らしさを、たくさんの方々と分かち合いたいと願って活動しております。

→ 法人概要

 

これまでの経過

2007年3月 ヒーリング・ネットワークが発足される。
2008年4月 東京においてヒーリング・アーツ相承会が開催される。その時のリポートが雑誌アネモネ誌の2009年4月号に掲載される。
2009年3月 『奇跡の手 ヒーリング・タッチ』(株式会社ビオ・マガジン社刊)が出版される。
2010年5月 月刊手技療法において「井上仲子と筋骨矯正術」の連載が開始される。
2014年から現在 各地においてヒーリング・アーツの体験会、指導会を開催している。
2017年 NP0の法人格を取得。公的に認可された特定非営利活動法人として、よりオープンな活動を展開する。

 

特定非営利活動法人ヒーリング・ネットワーク 理事長 高木美佳
​副理事 渡邊義文