NPO法人 ヒーリング・ネットワーク

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Healing Essayヒーリング・アーツとともに

ヒーリング・アーツにおける<ヒーリング>とは?

・・・ヒーリング・アーツにおける<ヒーリング>とは、心身の感覚が粒子状に分解されて穏やかに、しかし力強く沸き立ち、健康感が満ちあふれている状態をいう。
 私がこれまで観察したところによれば、恋愛中のカップル、仲が良い家族、子供たち、物事が思い通りに進んでいる人、元気旺盛な人、そういう人たちはおしなべて私が言うヒーリング状態に比較的近いところにいるようだ。反対に、人生が停滞している人、絶望にうちひしがれている人、肉体的・精神的に病んでいる人、恨んでいる人、悲しんでいる人、憎んでいる人、義務感に囚われ過ぎている人たちは、心身の感覚がブロック(塊)状になり、粒子的に細かく振動しなくなっている。
 気分がすぐれない時や落ち込んでいる時には、何もかも嫌になってちょっと動くのさえ億劫[おっくう]に感じられるといった経験は誰にでもあるだろう。そんな時は体も心も重く錆びついたように感じられるはずだ。

高木一行著『奇跡の手 ヒーリング・タッチ』より抜粋

 NPO法人ヒーリング・ネットワークとして再出発するにあたり、これまで夫から学んできたことの集大成を兼ね、ヒーリング・アーツを日々、実践しつつ、「今」を生きている私たちが、どのようにヒーリング・アーツを活かし、人生を豊かにする努力を続けているのか、私なりに皆さまと分かち合う意図をもって、本エッセイ『ヒーリング・アーツとともに』をつづっていきたいと思います。

 夫との面会を、月1回のペースで行なっていますが、夫の様子は、家にいたころと変わらず、エネルギッシュで、陽気で、暗い話など出てこない、毎回、楽しい面会となっています。
 刑務所という最悪の環境の中であっても、ヒーリング・アーツが夫の心身を豊かに育みつづけ、そのヒーリング作用は確かなものであると、確信するにいたりました。
 もしも、刑務所に入ったことで夫の心身が蝕まれ、冒頭で紹介した夫の文章にあるような、「ヒーリング状態」からかけ離れてしまったのであれば、残念ながらヒーリング・アーツにはそれほどの効果はないことになってしまいます。
 夫自身が、今、刑務所にあっても光り輝きつづけていることが、ヒーリング・アーツの素晴らしさを雄弁に物語っているといえるでしょう。

 ちなみに私も、一人で大変なことはあるものの、ヒーリング・アーツを実践することで、毎日活力に満たされ、猫や爬虫類たちとの楽しい時間を過ごしつつ、夫の帰りを待つことができております。

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 夫の著作『奇跡の手 ヒーリング・タッチ』は、療術や医療、ヒーリング、芸道、武道などにたずさわる方々より、高い評価を得ており、ロングセラーとなっております。
 今読み返しても、新たな気づき、新たな発見があり、あらゆる道の奥義を極めんとする方々にとって、おおいにお役に立つものと信じます。
 この本の中で紹介されているヒーリング・アーツの基本メソッドを、ヒーリング・ネットワーク・メンバー一同が、現在、あらためて日々、実践しつつ、その効果を再確認する作業に入っております。
 どんな変化が訪れるのか・・・・?
 それはまたあらためて、メンバーのリポートを交えつつ、ご報告したいと思います。

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 さて、私の個人ブログ『爬虫類&猫 時々、音楽』では、龍宮館(自宅兼サロン)でのささやかな暮らしの様子をお届けしています。その中で、時々、夫に言われたこと、アドバイスなど、ヒーリング・アーツ修養者にとっては大切なことがらが、ぽつり、ぽつりと出てくることがあります。
 興味がある方はのぞいてみてください。

『おもてなしの心』(爬虫類&猫 時々、音楽)
https://reptilecat.theblog.me/posts/3303571
「食」に関する夫のヴィジョンと、ヒーリング・アーツとの共通点、それは・・・?

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写真:Healing Photographスライドショー1-9<神の島巡礼 青のインプレッション>より