Healing Essayヒーリング・アーツとともに

「ヒーリング」の新たな定義

ヒーリング・ネットワークにおけるヒーリングとは？

　ここ最近、ヒーリング・ネットワークにおける「ヒーリング」という言葉や、その中に内容される意味や価値観が、一般的なものとは異なる、という話題が友人たちの中から出てきました。

　世の中は多様性が増し、例えば音楽であれば、昔は皆が同じ歌謡曲を聴いたり、歌ったりするのが一般的でしたが、インターネットの普及により今はそういう時代ではなくなってきました。

　人それぞれ、何に一番興味を感じるか、全然違うからこそ、人間関係や社会に多様性が生まれ、楽しくなります。

　私たちヒーリング・ネットワークのメンバーはそれぞれの生き方、人生を彩り豊かにする基盤として、ヒーリング・アーツを活用しています。

　例えば、おいしい食べ物が好きで、いつもいろんなお店を食べ歩いたり、料理したりする人にとっての「ヒーリング」とは何でしょう？

　私たちの考え方はこうです。

　何といっても、「おいしいものをより美味しく感じられる舌、体になること」ではないでしょうか。

　風邪を引いて鼻が詰まっただけで、お料理の美味しさは半減します。健康な体という基盤があってこそ、おいしいものを存分に楽しめます。

　さらにヒーリング・アーツには、「嗅覚や味覚を発達させるためのメソッド」があります。これを正しく実践すると、その場ですぐに、お料理の味がよくわかるようになり、さらに上級者になると、レシピに入っている材料（スパイス等）もわかるようになります。

　私自身も、以前はレストランで食べるお料理の中に入っているスパイスや調味料などまったくわかりませんでしたが、最近、時々、「あ、これにはビールが入ってる」など、ふっと気づくことがあります。

　夫（高木一行）は私よりももっと繊細な感覚を持っており、レシピの全容をわかってしまうことがよくあります（夫は料理も達人です）。

　ヒーリング・アーツには人の感覚、および人生の質（QOL）を高める（バージョンアップする）メソッドがたくさんあるのです！

写真上＆左：「チームラボ ボーダレス」（＠東京　お台場）にて。奈緒子シャンティさんとともに。

 

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