Healing Essayヒーリング・アーツとともに
NPO法人ヒーリング・ネットワークの理事長であり、ヒーリング・アーツ創始者、高木一行先生の妻でもある高木美佳先生による、ヒーリング・アーティスト的エッセイ。
高木一行先生の過去の文章から、ヒーリング・アーツに関する重要な部分が紹介されます。
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19/10/15 右脳と左脳のバランスをとる! レット・オフの力
右脳と左脳のバランスが完全に取れていると、いわゆる「天才脳」になれるといいますが、意識的に右脳と左脳のスイッチを切り替えるのは難しいものです。しかし、ヒーリング・タッチのメソッドである「レット・オフ」を使うと、瞬時に、右脳と左脳を切り替えることができるのです。
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19/07/09 ヘルス・プロモーションとしてのライツ・テラピー(熱鍼法)
◎熱鍼刺激を与えると、どういう変化が皮膚に起こるのか? 私の実感によれば、1点が瞬間的に凝縮し、その反動でパッと開く。これを平田内蔵吉はプラスからマイナスへの電位変化と説明している。
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19/06/20 ライツ・テラピー、すごい!
昨年末のことだが、近所に住む81歳の女性がほとんど寝たきりになっているというので、早速熱鍼法を試してみた。時間にして30分程度、脚裏と腰に施術した。直後から機敏に動けるようになり、それまで他人にはかせてもらわなければならなかったズボンを自力ではけるようになった。そばで見学していた家人も驚いたようだ。
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24/12/08 いやしのアート 〜囚われからの解放〜
ヒーリング・アーツを真剣に学び、身につけたいと思っている人には、岡本太郎を読むことを強くお勧めする。私がどういう意味で「アート(アーツ)」という言葉を用いているか、それを知ることにより、ヒーリング・アーツへの理会が飛躍的に深まるはずだ。
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19/03/14 短気をいやす! レット・オフによる悠然養成法
短気は損気、という。しからば、あなた方に問う。短気をいやす道とは如何(いかん)? そのような問いが、真剣を振り下ろすような気迫をもって私に向け発せられたなら、私は以下のフォーミュラをもって即応する。
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24/12/08 ヒーリング・タッチは、心と体を合致させる!
ヒーリング・タッチとは、掌と身体各部のそれぞれの自己存在感を、触感のエッジ面で重ね合わせること。すると、尋常ならざることが起こる。全身レベルで、骨格の組み替えが始まる。これが「わかり」、「できて」いる人は、超一流のレベルと断じて、まず間違いなかろう。
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19/02/14 一度ハマるとやめられない! ライツェルテラピーの効能
ライツェルテラピーとは、熱鍼器[ねっしんき]という電子機器を用いて全身のトータルなヒーリングを行なうメソッドです。私たちヒーリング・ネットワークでは、長期間の実践・実験を重ね、その効能の素晴らしさを体験してきました。実際、どんな変化が起こるのでしょう?
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19/02/13 趣味趣向、国籍・人種・宗教・主義に関係なく、全人類共通のもの・・・「○○」に働きかける!
日本語で「気持ち」とか「気分」といわれるものを、身体内空間という微細粒子の集合場に起こる波紋としてとらえる・・・そういう革新を自己認識に対してもたらせば、心身に様々な流体的変化を引き起こすことが、意のままにできるようになる。これがヒーリング・アーツの基礎原理だ。
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19/02/02 人を深くいやす力を持つ「観方[みかた]」
観る、ということに対し、ヒーリング・フォトグラフの道を自覚・開示された今日[こんにち]ほど、真剣になったことはかつてない。以前とは比べ物にならないような視覚の深み、鮮烈さ、生命感を、最近の私は如実に感じるようになった。 観の目を長年真剣に・継続的に実践してきた成果、というよりは、ヒーリング・フォトグラフを通じて短期間で啓発された結果、と感じる。
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19/01/21 マインドゼロ地点への降下 〜STM(自発調律運動)で超人に!〜
STM(Spontaneous Tuning Movement 自律調節運動)により、裡[うち]から沸き起こる動きに身を任せると、体の不具合、凝り、滞りが調整され、スッキリ、気持ちよく、芯からほぐされます。私自身、1日に何度か、STMに身を委ねます。
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18/12/10 女神の時代の到来
◎セックス中枢が開かれなければ、私たちの人生が歓びの質を帯びることは決してない。私が語っているのは、活力のことにほかならない。誰もが渇望する活力とは、実は性エネルギーの一形態なのだ。観察したことがあるだろうか? 人が活力を感じている時には、一種の性感を同時に味わっている。
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18/10/08 「ヒーリング」の新たな定義
ここ最近、ヒーリング・ネットワークにおける「ヒーリング」という言葉や、その中に内容される意味や価値観が、一般的なものとは異なる、という話題が友人たちの中から出てきました。
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18/08/30 生命の対等 〜ジャパンドルフィンズデーに寄せて〜
1995年、1頭[ひとり]のイルカが利島周辺に棲みついた。後にココと名づけられたそのイルカは、漁師たちとの交流を徐々に深めてゆき、やがて「利島心[しん]住民」として正式に認められた。もちろん、そこに至るまでの道のりは決して平坦なものではなかった。「イルカなど殺してしまえ」と主張する者も最初の頃は少なくなかったという(実際、ココが生んだ子供は他島の漁師によって惨殺された)。
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18/08/11 「ヒーリング・ネットワークは宗教じゃないのか?」との問いに対して
ヒーリング・アーツでは、「レット・オフ」という独自の原理、術、概念を重要視していますが、これは夫自身が姿勢を極[き]める際、能動的に「姿勢を作ろう」とするのでは絶対に顕現しない、聖中心姿勢へと至るために必要なものとして機能するからでもあります。
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18/07/16 ヒーリング・サウンド(第3回) 〜ヒーリング・バランスの妙〜
ヒーリング・アーツとは、そもそも一体何か? どういう術[わざ]を使うのか? それは人生において何の役に立つのか? いかなる原理で、「そういうこと」が可能となるのか? どうやったら身につけることができるか? ・・・・・・これまでも形を変え、表現法を換えて、幾度も繰り返し説いてきた。しかし、新しい概念について語り、伝えようとするのであれば、何度も何度も繰り返さねばならない。機械的なリピートではそちらもこちらも退屈なので、さらに言葉を替え、従来とはまた違う角度から、ヒーリング・アーツの知られざる世界に、この新連載では光を当てていく。
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18/06/26 ヒーリング・サウンド(第2回) 〜音感とは、傾聴力!〜
以上のフォーミュラは、耳の音感を一気にレベルアップさせる修法の一例だ。私が説くすべての修法は、皆フォーミュラになっている。1つ1つの言葉の意味を伝授され、そのプロセスに忠実に従えば、生命力の微細粒子的爆発を引き起こすことができる。
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18/06/20 ヒーリング・サウンド(第1回)〜音感の定義とは?〜
誰もが生まれつき備えている音楽の感性を開くために、ヒーリング・サウンドには数多くの修法が備わっている。例えば、今の読者諸氏にはまだちょっと難しいかもしれないが、音楽を聞きながらヒーリング・タッチで耳に凝集・拡散の作用を起こす、という方法がある。これを行なうと、耳の粒子的感覚が拡散するのに伴って、「音感」がたちどころに変化する。
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18/05/16 意識と感覚の方向性を正反転=次元転換
人間の意識と感覚の方向性を正反転=次元転換させる、それがレット・オフだ。今私が研究しているテーマの1つは、このレット・オフなる術(わざ)には、一体いかなる応用変化があり得るのか、ということだ。
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18/05/10 掌の中心にあるツボ、◎◎で、ストレスを解消する!
労宮の「労」は「苦労」とともに「ねぎらい、いたわり」を意味し、古人がこのツボを労宮と名づけたのは、そのポイントがストレスと密接な相関関係にあることを体験的に知っていたからにほかならない。掌の中心に固まりがちとなる力を常に意識化し、それを開放する修法をこまめに行なうことは、ストレス・マネージメント(ストレスのやりくり)という観点からも大切だ。まずは、自分自身を充分にねぎらい、いたわりなさい。そうすれば、人に対しても優しくなれる。
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18/04/08 器を広げる! 粒子的分解
人間の器が大きくなる時には、いったん解体が起こる。何度も述べてきた、粒子的分解だ。粒子間に斥力が働き合い、互いに押し広げ合う。これが「拡散」と私が呼ぶフェーズ(位相)だ。1つの塊が占めていた空間を、微分的に増加する無数の極小粒子が満たすようになる。
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18/04/03 光ならざる光の海 〜観の目ご報告 Vol.2〜
◎泥(凝集)から生え出た蓮が空中で開花するように、蓮華掌がふわりと視線の裡で花開く時、「見ること」というひと塊の体験はいったん粉々の微粒子に粉砕され、それらの粒子は透明な光ならざる光の海に溶け込んで、「観ること」として再統合される。視線は、これまでとは比較にならぬほどの軟らかさ、滑らかさ、軽やかさ、流動感覚、清らかさ、素直さを備えるようになる。これを「観の目」という。
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18/03/28 本質を鋭く観[み]抜く目を養う、「メドゥーサ修法」
私が提唱してきたヒーリング・アーツでは、表面的な個々の事象(部分)に注意を向ける一般的な視覚のあり方を「見る」と表記し、部分にとらわれない総括的でトータルな「みえ方」を「観る」と別に記して、両者の違いを強調している。
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18/03/24 あらゆることに熟達する鍵とは?
レット・オフにより、熟達感覚そのものを直ちに引き起こすことができる。何でもいいからやりながら、少しだけ下手になりなさい。重さ、鈍さ、ぎこちなさを・・・意識的に・・・掛け合わせる。上手になることは難しくても、下手になることなら簡単だろう。そして、その少しだけ下手になろうとしたコマンドをオフにする。すると、下手になることがくるりと反転して熟達と化す。熟達は常にオフと共に生じる。いかなる分野であれ、悟りと呼べるような深い理会・体得は、全心身のトータルなオフ感覚を必ず伴うものだ。
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18/03/20 “Healing”(ヒーリング)の本来の意味とは?
◎手1つをほどく、それが全身にどれくらい影響するかを確かめたければ、各自が日常生活の中で頻繁に行なってよく馴染[なじ]んでいる動作の中で、蓮華掌の凝集→拡散を試してみるといい。同じ動作が、突然豊かな空間的拡がりの質を備えるようになる。より柔らかく、艶[つや]やかで、充実している。しかも軽やかだ。こういう本質的変容をヒーリング・アーツでは「熟達する」と呼ぶ。
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18/03/17 手は全身を映す鏡
手は全身を映し、全身が手に映るので、手に起こった変化は直ちに全身へと波及する。それがまた複雑な木霊[こだま]のように還ってきて手と響き合い、新たなるヒーリング爆発(たまふり)の色なき彩[いろど]り、香りなき香り、音なき音が身体内に響き渡る。
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18/03/09 太霊道初級講座 ご報告
かつて、霊の術[わざ]が一世を風靡した時代があった。 神話的な古代世界の話じゃない。日本の歴史の中ではつい最近、明治末・大正・昭和初期頃のことだ。 霊術、と呼ばれる不思議なヒーリング・ムーヴメントの大波が、日本全国をあっという間に覆い尽くした。まるで、人々の心の共通の奥底から溢れ出てきたもののように。
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18/02/28 ゆっくり、柔らかく、粒子的に
繊細な感性を開いていくためには、特別な才能も、強靱な体力も、人並みはずれた明晰な頭脳も、まったく必要ない。日常の中の、通常なら完全に無意識的に行なってしまうような単純な動作に意識的に向き合い、より柔らかく、よりゆっくりと、アプローチしていきさえすればよいのだ。
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18/02/20 ヒーリング・タッチは音楽的
ヒーリング・タッチは心身の極めて繊細な感性に基づく術[わざ]だ。習熟すると、自他の身体内に深浅遅速、広狭強弱、自由自在なる空間(立体)的波紋を起こすことが可能となる。いくつもの波が出会い、結ばれ、打ち消し合い、高め合い、新たな波形を次々と産み出し、それらすべてが一大ハーモニーを奏でてイノチの交響楽となっていく。
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18/01/31 ワンフィンガー・ゼン(一指禅)の恩恵
この修法は奥が深い。少し習熟すれば、指1本をそっと伸ばしてレット・オフするだけで、直ちに瞑想的意識状態に入れるようになる。
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18/01/21 ヒーリング・タッチは病とも響き合う
ヒーリング・タッチを病気に応用することは、もちろん可能だ。病と触れ合うとは、痛みや不快感と共振することにほかならない。しかし多くの人間は、苦痛と触れ合い、共に振るえることを無意識のうちに避け、拒む。
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18/01/18 ヒーリング・タッチはあらゆる藝術の本質[エッセンス]
ヒーリングとはあらゆる芸術の本質[エッセンス]であり、創造性そのものだ。ヒーリング・タッチに長[た]けた者は、優れた芸術作品と触れ合った時に私たちが感じる生[なま]の感動を、いつでも自在に自らの内面に引き起こすことができるようになる。
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18/01/03 ヒーリング・アーツ初心者必須の練修法〜蓮華掌〜
ヒーリング・タッチを深く受け容れる時、人はしばしば<光>を自らの裡で体験する。闇の対極にある通常の光とは違う。私が述べているのは光ならざる光であり、闇の裡にも充ちている光だ。観ること、聴くこと、触れ合うこと、嗅ぐこと、味わうこと、それら諸々の経験がよって来たるところの、生命の精髄[エッセンス]だ。
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17/12/13 ヒーリング・アーツの基礎中の基礎、<コマンド・オフ>実践報告
「知ること」への本源的・本能的欲求こそ、生物としての人間の最も顕著な特徴といえる。手は、触れ合いを通じて「知る」ための器官だ。私たちは普段、目で見て知ることはよく行なっているが、手を通じて知ることについては朧[おぼろ]げな意識しか持っていない。
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17/12/06 <手ほどき>実践報告
ヒーリング・アーツとは、人生を活気づかせる法だ。人生という波の上昇時であれ下降期であれ、穏やかな歓びに満ちた状態を、心身の最も根源的なレベルで励起する。
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17/12/03 ヒーリング・アーツにおける<ヒーリング>とは?
・・・ヒーリング・アーツにおける<ヒーリング>とは、心身の感覚が粒子状に分解されて穏やかに、しかし力強く沸き立ち、健康感が満ちあふれている状態をいう。
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